左胸全摘・リンパ郭清手術当日のこと

乳がんブログ

こんにちは。アラフォーたあたんです。

今回は前回のブログでも少し書きましたが、左胸全摘・リンパ郭清手術当日の事を書いていきたいと思います。

手術直前の心境

手術はもちろん全身麻酔も始めての出来事です。

私は思いました。

全身麻酔をかけて、きちんと意識がなくなるのか!?無事に手術後に目覚めるのか!?

まずそこから不安でいっぱいでした。

結果きちんと手術中は意識がなくなり、手術後には目覚めました!!当たり前の事ですが 笑

手術前日に左胸にマジックでマーキングをされました。

あぁこれで37年間共に歩んできた左胸とは明日でお別れなのか。。。

子供達二人を授乳した片胸がなくなることに寂しさと悲しさを感じました。

覚悟を決めて手術当日に挑みました。

前日の夜は緊張と恐怖からなのかなかなか寝付けずほとんど眠れずに朝を迎えました。

手術のこと

ドラマ等でよく見る手術のシーンはベッドで手術室まで運ばれていって家族に見送られて、、、みたいな感じでしたが実際は全然違いました!!

コロナ禍まっただなかということもあり、入院中はもちろん面会禁止。

手術当日も付き添いは禁止。術後の報告は電話連絡のみで終了というものでした。

なので手術室には看護師さんと歩いて向かい手術室のベッドに横になるという感じでした。

そこで全身麻酔の点滴を打ちました。

その後の記憶は本当になくワープでした。

次に目覚めた時にはまだ手術室のベッドの上で手術は無事に終わりましたよ。と主治医に告げられました。

手術直後のこと

無事に病室に戻ってきたと思った束の間急激な吐き気が襲ってきました。

麻酔による副作用でした。

麻酔には個人差があり副作用が強く出る方もおられるということを聞かされていました。

私はばっちり強く出てしまい術後の胸ね痛みよりも吐き気と嘔吐にやられてしまいました。

夕食の時間になり、お粥が運ばれてきましたが、ほぼ食べれず食べても嘔吐してしまうという辛い時間を過ごしていました。

その日のうちにトイレに行ってみようかと促され歩いて廊下を半周しました。

歩いて動く方が回復が早いようでなるべく動いて下さいね。と言われましたが私は吐き気がまだ残っておりそれどころではありませんでした。

吐き気止めをやっと出してもらえたのは就寝前でした。

やっと落ち着いてきだして、眠りにつきました。

がやはり手術した左胸が痛いです。

この日もなかなか眠れませんでした。

朝を迎え左胸には板の鉄板が張り付いているような感覚でした。

まだ傷は見ていません。

術後1日目のこと

術後1日目から早速リハビリが始まりました。

頑張って動かして両腕をバンザイできるよなるまで頑張るぞー!!とやる気に満ち溢れました。

リハビリは同時に体力作りの為に廊下を何周も歩くという課題もありました。

合間を見つけては歩きました。

退院に向かって

退院する頃には腕は真上まで上がるようになっていました!!

バンザイが出来たのです!!

なんということでしょう!努力は実ると実感しました。

退院するまでにシャワー浴の許可もおりたので傷口も見ました。

意外と冷静に傷をみることが出来た自分がいました。

当たり前でしたがそこにあったはずの左胸は綺麗さっぱりなくなっていました。

今回の入院は手術した部分から出てくる廃液というものが少なくならない限りは退院できません。

なかなか少なくならず結果1週間以上入院していました。

早く子供達に会いたいという気持ちでいっぱいでした。

会えない期間はテレビ電話で顔を見て話す事はできていましたが、面会なしの一人での入院は孤独でした。

廃液が規定の量になった時やっと退院の許可がおり無事に退院する事ができました!!

子供達を抱きしめる事ができました。

明日から片胸がない世界での生活が始まります。

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